ウェルネスプログラムを自社の企業文化に構築する

昨今の新型コロナウイルス感染症によって訪れた新たな時代の中、自社の企業文化を評価する際、まず次の2つを考えてみましょう。それは、『会社にとってのウェルネスとは何か?』そして『(実際に)会社で行っているウェルネスは何か?』 ということです。これらの問いに対する答えは一致しているでしょうか?

多くの企業が従業員のウェルネスをサポートしていると述べており、中にはコア・バリューに組み込んでいる企業もあります。しかし、新型コロナウイルス感染症の大流行によって引き起こされた課題に世界中の雇用主が対応している中、おそらく今まで以上に言葉よりも行動が大事になっていくでしょう。多くの人が健康と幸福を第一に考える今、従業員のウェルネスへの取り組みは、ミッションステートメントを超えてしっかり取り組まなければなりません。現代の労働者はウェルネスを単なる特典以上のものと考えていますが、それを構築し会社の文化にしっかり組み込んでいきましょう。

ここでは、従業員を惹きつけ、エンゲージメントを高め、継続して勤務してもらうためのウェルネスプログラムを作成するための4つの推奨事項をご紹介します。

 

1. ウェルネスを人材戦略の一部にする

企業文化とウェルネスは、今日の労働者にとって非常に重要です。調査によると、求職者の23%が企業文化を理由に受けたい企業や良いと思う雇用主を選ぶという結果が出ています。一方で、60%の企業がウェルネスを重視することで従業員の定着率が向上し、61%の企業が生産性と業績の底上げにつながっていると回答しています。ウェルネスをサポートする企業文化を構築することは大きな影響力を持ち、優秀な人材の発掘と維持の両方に役立ちます。

実際、多くの労働者にとって、ウェルネスサービスは単なる福利厚生ではなく、期待されているものなのです。最近の調査によると、25~40歳の専門職の75%が、健康と幸福に貢献することは企業の責任であると考えており、88%が貢献している企業を推薦する可能性が高く、58%がフィットネスとウェルネスの福利厚生が提供される企業で働きたいと考えています。さらに、58%はこれらの福利厚生が提供されていれば、現在の企業に留まる可能性が高いと回答しています。

 

2. 幸福になるために目標を高く持つ

ウェルネスは選択肢を持ち、より良くする可能性を秘めてます。労働者は、より良い待遇、フィットネス、ストレス解消法、家族を世話をする方法などの見通しがあることでモチベーションを高めます。ウェルネスプログラムを作成する際には、魅力を最大限に引き出し、参加してもらうために、目標を高く設定する必要があります。

以下のような、ウェルビーイングのあらゆる側面をカバーするため、オンサイトとオフサイトの両方をサービスに組み込みましょう。

  • 健康と運動
  • 金融の安定
  • キャリアと個人の成長
  • 学習と開発
  • ストレスの軽減
  • 家族のニーズ

 

毎日のさまざまなクラス、トレーニングモジュール、ファイナンシャルコーチング、その他のオプションのウェルネスの機会を提供しましょう。料理からコーチングまで、ビジネスに直接関係のない外部の学習に対しても提供することもできます。従業員の好みやライフスタイルに合わせた活動を支援することは、会社が従業員を一人の人間として尊重していることを示しています。

 

3. 現代人のニーズに合わせてをサポートする

企業の福利厚生プログラムが、今日の従業員のニーズを満たしていることが重要です。プログラムは、多様性とインクルージョンを完全にサポートしていますか?あらゆる年齢、民族、性的指向のニーズに対応していますか?

例えば、多くのミレニアル世代は子育てを分担しており、マーク・ザッカーバーグからハリー王子まで有名人までもが、父親が休暇を取る必要性について語っています。女性の産前産後休暇を父親の育児休暇や家族休暇にも拡大することを検討しましょう。また子供以外の年齢層の介護休暇についても同様です。団塊世代やジェネックス世代は職業上のピークを迎えており、特に新型コロナウイルスが発生している間は、最高の経営者も高齢者の両親や家族など、感染リスクの高い人々のケアをしなければならない場合があります。ライフステージのあらゆる段階にある従業員に、必要とされるサポートをとそれに値するサポートを提供しましょう。 

 

4. 経営陣(C-Suite)は現場目線で考える

職位関係なくフラットな環境と共感共有は、健全な職場の特徴です。 そのため、新入社員が入社レベルの仕事を始める経験であろうと、エンジニアリングチームが新しい会議アプリの使い方を説明する仕事であろうと、リーダーシップは現場での仕事がどのようなものかを知ることが重要です。

人事スタッフは、経営陣とその他の会社の従業員との架け橋となります。リーダーたちは、従業員がどのようにハードに働いているか、マネージャーが直面している課題は何か、リモートワーカーも組織の一員として感じながら働けているかなど、さまざまな問題を理解しておく必要があります。

今日の相互に連結したグローバル経済の中では、雇用主へのニーズやプレッシャーは常に進化しています。何よりも、順応性、柔軟性、拡張性をウェルネス文化に組み込むことが大切です。私たちは自分たちで感じるよりも、世界の変化は早く、従業員は私たちに多くの時間とエネルギーを捧げているので、常に従業員を大切にしなければなりません。 新型コロナウイルスは多くのことを変えてきましたが、それだけではありません。いずれにしても、ウェルネス文化がこれまで以上に重要なものになりました。

原文はこちら:Build a Wellness Program Into Your Company Culture — Here’s How Using Indeed Company Pages