仕事におけるエモーショナルインテリジェンス(EI)は、常に重要視されてきました。しかし、感染症の世界的大流行、景気の低迷、構造的な人種差別による社会的不安、気候変動など、ストレス要因の多い波乱の時代において、エモーショナルインテリジェンスについて学ぶことへの関心がこれまで以上に高まっていると、Yale Center for Emotional Intelligenceの創設者兼ディレクターで『Permission to Feel』の著者であるMarc Brackett博士は言います。
例えば、Brackett博士が最近主催した職場におけるエモーショナルインテリジェンスについてのオンラインカンファレンスには、大企業や中小企業のシニアリーダーを含む、4,000人という記録的な数の参加者が集まりました。エモーショナルインテリジェンスへの関心は、世界中で高まっています。エモーショナルインテリジェンスのトレーナーでコンサルタントでもあるBrackett博士は、現在米国だけでなく、中国、イタリア、スペイン、オーストラリア、タイなどに顧客がおり、これまで以上に忙しくなっていると話しています。…